Backlog World 2025

プロジェクトマネジメントに関わる全ての方のための祭典

Backlog World 2025

2025.11.29(土)

パシフィコ横浜ノース

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Backlog Worldとは

テーマ

AMP & LEAP

ここで得た知識と繋がりがプロジェクトを成功へ導く

AMP:知識や繋がりを増幅させる

LEAP:業務やプロジェクトを大きく飛躍させる

更新情報

  • ワークショップ内容を公開しました

  • タイムスケジュールを公開しました

  • イベントサイトを公開しました

運営

実行委員長 勝毛哲也の写真

実行委員長

勝毛 哲也

Katsuge Tetsuya

メディア総研株式会社

高専生・理工系学生の採用支援会社でマーケティングを担当。Backlog Worldは2023年と2024年の2年間、実行委員として運営に携わりました。コミュニティから生まれる出会いが好きなので、JBUG福岡やその他のコミュニティイベントも運営しています。

ご挨拶

昨年は「Grow Together」をテーマに、皆様と共に経験や知見、成功体験を持ち寄り、互いに成長できる素晴らしい場を創り上げることができました。

そして今年、私たちが掲げるテーマは『AMP & LEAP』です。 このテーマには、二つの強い想いを込めています。

一つはAmplifyの略である『AMP(増幅)』。
各セッションやワークショップを通じて、皆様のプロジェクトマネジメントの知識を増幅させること。

もう一つは『LEAP(飛躍)』。 Backlog Worldで増幅した知識や繋がりを力に変え、日々の業務やプロジェクトを大きく飛躍させていただきたいという願いです。

Backlog Worldが新たな知識と出会いを増幅し、皆様の明日を飛躍させるためのきっかけの場となることができるよう、全国から集まった16名の実行委員で準備を進めています。

会場で皆様とお会いできますことを、運営メンバー一同、心より楽しみにしております。

想定タイムスケジュール

開場

※タイムスケジュールは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

各ホールのタイムスケジュール
Aホール Bホール
-

受付

-

開会式

- # 公募セッション

生成AIでBacklogの活動履歴を宝の山に変える方法

株式会社デジタルキューブ岡本 秀高

- # ワークショップ

課題って、どう切ってる? — みんなで考える“課題の切り方”ワークショップ

Backlog World 2025 実行委員

- # 公募セッション

「やり方」より「やる人」──プロジェクトを進めるBacklog活用の現実解

株式会社JBN金子 大地

- # 公募セッション

プロジェクトマネジメントからプロダクトマネジメントへ:価値中心のアプローチで実現するアジャイルなプロダクト開発

クリエーションライン株式会社中村 知成

-

昼休憩

- # 基調講演

生成AI時代のチーム設計 ― 役割と協働の再構築

株式会社アトラクタ吉羽 龍太郎

- # 招待講演

事業部のプロジェクト進行と開発チームの改善の "時間軸" のすり合わせ

株式会社Kyashこにふぁー

- # ヌーラボ

「AIに任せたいなら、まずBacklogに書こう!」— 情報を残す文化がチームを強くする —

株式会社ヌーラボ河野 千里

- # プラチナスポンサー

たくさんの高専生が参加するイベントの運営を入社一年目の私が主担当としてチームを機能させたBacklog活用術

メディア総研株式会社與那 嶺円

- # プラチナスポンサー

抜け漏れは努力でなく、仕組みでなくす〜SalesforceとBacklogがつなぐ業務の自動化〜

株式会社フライク新堀 立樹

-

Good Project Award 2025 審査

- # 招待講演

翻訳・対話・越境で強いチームワークを作ろう!

株式会社LayerX新多 真琴(あらたま)

- # 招待講演

エンジニアのためのドキュメント力基礎講座〜構造化思考から始めよう〜

ARアドバンストテクノロジ株式会社中野 康雄

- # ゴールドスポンサー

Backlogで未来のプロジェクトをPlayしてみた話

株式会社TAM中村 颯介

- # ゴールドスポンサー

運用をデザインする — Backlogで“人に寄り添う仕組み“をつくる

株式会社ビーワークス漆迫 雅充

-

JBUG表彰式

- # 招待講演

正確なタスクを積み上げてプロジェクトを成功させる - 生成AI 時代にも通じる基本中の基本

パラダイスウェア株式会社橋本 将功

- # ヌーラボ推薦枠

管理者に向けた1クリックBacklog 〜ドキュメント機能を用いたBacklog文化の浸透〜

北海道ガス株式会社峠 幸寛

- # ヌーラボ

AIとナレッジ共有で進化するBacklogの未来

株式会社ヌーラボ吉澤 毅

- # 招待講演

杜甫々がプロジェクト管理で実践していた小ネタいろいろ

「とほほのWWW入門」サイト管理者杜甫々(とほほ)

- # 招待講演

プロジェクトマネジメントの歴史的変遷と新たな潮流

広島修道大学経済科学部教授佐藤 達男

-

Good Project Award 2025 発表

-

クロージング

登壇者

基調講演

吉羽 龍太郎さんの写真
登壇者

吉羽 龍太郎

Yoshiba Ryutaro

株式会社アトラクタ Founder兼CTO/アジャイルコーチ

登壇者紹介

Scrum Alliance認定スクラムトレーナー(CST)。Microsoft MVP。 野村総合研究所、Amazon Web Servicesなどを経て現職。 アジャイル開発、DevOps、組織開発を中心としたコンサルティングやトレーニングが専門。 著書に『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』(翔泳社)など、訳書に『ダイナミックリチーミング』『Tidy First』『プロダクトマネージャーのしごと』『エンジニアリングマネージャーのしごと』、『チームトポロジー』(日本能率協会マネジメントセンター)など多数。

セッション
生成AI時代のチーム設計 ― 役割と協働の再構築

生成AIは、私たちの働き方だけでなく「チームのつくり方」そのものを変えています。これまで専門性ごとに役割を分けてきたチーム構造も、AIが一部の作業を担えるようになったことで見直しが必要になっています。

本講演では、
  • - 生成AIがチームの役割分担に与える影響
  • - 人とAIの協働で強みを発揮するチームの条件
  • - チームサイズやスキル構成を考え直すときの視点
  • - 協働の質を高めるために人間が担うべき領域
といった視点から、生成AI時代におけるチームの設計について考えます。

招待講演

新多 真琴(あらたま)さんの写真
登壇者

新多 真琴(あらたま)

Arata Makoto

株式会社LayerX バクラク事業部エンジニアリングマネージャー

登壇者紹介

ソフトウェアエンジニアとしてキャリアをスタートし、前職では執行役員CTOを務めた。現在はLayerXにて「バクラク申請・経費精算」のEMを担いつつ、コミュニティ「EMゆるミートアップ」、カンファレンス「EMConf JP」を運営している。著書に「エンジニアリングマネージャーお悩み相談室 日々の課題を解決するための17のアドバイス」。

セッション
翻訳・対話・越境で強いチームワークを作ろう!

私は、チームで課題に取り組むことが好きです。そして、よいチームワークが「1+1=∞」な成果につながる瞬間が大好きです。プロジェクトを成果へとつなげるには、メンバー同士の専門領域をうまく織り合わせることが必要不可欠。それぞれの目線を借りながら、課題の本質を炙り出し、意思決定を行うために土台となるのがチームワークです。本セッションでは、このチームワークを築くためのちょっとしたコツを、翻訳・対話・越境の3テーマに分けてお話しします。

こにふぁーさんの写真
登壇者

こにふぁー

konifar

株式会社Kyash 執行役員 VP of Engineering

登壇者紹介

ワークスアプリケーションズ、奇兵隊、Quipper Limited. を経て、2017年Kyash入社。 AndroidやiOS開発を経験した後に、2019年からMobileチームのEMを経てサーバーサイド、QAチームのEMも担いました。 2021年にEMロールから離れ、QAチームのいちメンバーとしてテストの自動化を半年ほど手がけた後に、2022年よりVPoEとして開発チーム全体のマネジメントをしています。 2024年より執行役員として経営に携わり、日々がんばっています。

セッション
事業部のプロジェクト進行と開発チームの改善の "時間軸" のすり合わせ

事業計画から逆算されて取り組むプロジェクトは完遂させたい。一方で、開発チーム内で取り組むべき改善も進めていきたい。どうしても短期的にはプロジェクトを優先するという意思決定をしがちですが、それが続くと中長期的な改善はまったく手がつけられなくなってしまいます。プロジェクト進行と開発チームの改善の "時間軸" の違いを組織全体で認識し、どうすり合わせていくか、具体事例を元に話していきます。プロジェクトも守る、改善もする、両方やらなくっちゃあならないってのが面白くもあり辛くもあるところです。覚悟はいいか?オレはできてる

佐藤 達男さんの写真
登壇者

佐藤 達男

Sato Tatsuo

広島修道大学経済科学部教授

登壇者紹介

プロジェクトマネジメントが普及し始めた1990年代から、SIerで数多くの情報システム開発プロジェクトのPMを務めた後、全社のプロジェクトを統括するプロジェクトマネジメント部長を経て、2016年より大学で「プロジェクトマネジメント論」を講義。日本プロジェクトマネジメント協会理事、PMI日本フォーラム2019基調講演、主な著書「プロジェクトマネージャ育成法」、「改訂4版P2M標準ガイドブック」(改訂委員・執筆)、ハーバードビジネスレビューのプロジェクトマネジメント特集号(2025年8月)にインタビュー記事「次世代プロジェクトマネジメント」掲載。

セッション
プロジェクトマネジメントの歴史的変遷と新たな潮流

プロジェクトマネジメントは、20世紀のはじめに近代マネジメントが誕生して進化していく過程で、機能別部門組織による伝統的なマネジメントでは成功に導くことが難しい大きな問題、非日常的な問題、部門横断的な問題などに対応する新しいマネジメント方法論として登場しました。本発表では、世界的な影響力をもつ米国のプロジェクト、プログラムマネジメントの歴史的変遷を概観し、近年はアジャイルなどが広く浸透する中で大きな転機を迎えたプロジェクトマネジメントとプログラムマネジメントの新たな潮流について論じたいと思います。

杜甫々さんの写真
登壇者

杜甫々

Tohoho

「とほほのWWW入門」サイト管理者

登壇者紹介

1988年大学卒業後メーカー系IT関連会社に入社。 1996年から個人活動としてWebに関わる技術情報の発信サイト「とほほのWWW入門」を運営してきました。HTML/JavaScript/CSS、各種プログラミング言語、フレームワークなどの入門情報を発信しています。 最近はWeb技術もネタが尽きてきて陶磁器、洋楽、中国語、韓国語、タイ料理など様々な「○○入門」の発信に手を出しつつあります。今回は「マネジメント」がテーマとのことで、会社の開発チームで実践していた子ネタ群をいくつか紹介してみたいと思います。

セッション
杜甫々がプロジェクト管理で実践していた小ネタいろいろ

「とほほのWWW入門」は個人の活動ですが、本職のソフトウェア開発で実践していたプロジェクトの管理に関わる小ネタをいろいろ紹介してみようと思います。プロジェクトフォルダ構成、仕様書の書き方、プログラミングスキルの見える化などなど。

中野 康雄さんの写真
登壇者

中野 康雄

Nakano Yasuo

ARアドバンストテクノロジ株式会社 取締役執行役員

登壇者紹介

1999年フューチャーアーキテクト株式会社に入社。2009年より株式会社ディー・エヌ・エーにてECマーケットプレイス事業のサービス企画と開発マネジメントを担当。その後コーチング事業での独立を経て、2012年より現職。現在はBXD第2事業ドメインを管掌し、マネジメント業務の傍らPJ実務にも複数関与。IT全社戦略策定や内製化支援、システム提案や上流工程、プロジェクトマネジメントに関して多くの経験を持つ。

セッション
エンジニアのためのドキュメント力基礎講座〜構造化思考から始めよう〜

サイト制作やシステム開発の現場では、実装よりも“要求や仕様の記述”に時間がかかります。AI時代になってもこの事実は変わりません。むしろ、AIに正しく読み解かせ、人と合意形成するための「漏れなく・誤解なく・素早く伝える」力が武器になります。本講演では、ドキュメント作成の土台となる構造化思考を、実例と短い演習を交えて徹底的に解説します。

橋本 将功さんの写真
登壇者

橋本 将功

Hashimoto Masayoshi

パラダイスウェア株式会社 代表取締役

登壇者紹介

パラダイスウェア株式会社 代表取締役 早稲田大学第一文学部卒業。文学修士(MA)。IT業界25年目、PM歴24年目、経営歴15年目、父親歴11年目。 Webサイト/ Webツール/業務システム/アプリ/ 組織改革など、500件以上のプロジェクトのリードとサポートを実施。世界のプロジェクト成功率を上げて人類の幸福度を最大化することが人生のミッション。 著書に『人が壊れるマネジメント』(2025, ソシム)『プロジェクトマネジメントの本物の実力がつく本』(2023, 翔泳社)『プロジェクトマネジメントの基本が全部わかる本』(2022, 翔泳社)。

セッション
正確なタスクを積み上げてプロジェクトを成功させる - 生成AI 時代にも通じる基本中の基本

プロジェクトの失敗は、実はタスクの積み上げ方に大きな原因が潜んでいます。『人が壊れるマネジメント』で描いた“壊れる理由”を出発点に、タスクをどう定義すれば人を守り成果につなげることができるのかをお話します。鍵となるのは RQ-AC-DD というシンプルな型。生成AI が普及する時代だからこそ、タスクの基本を忠実に実行することが新しい武器になります。本セッションでは、その実践の考え方と持ち帰れるチェックリストをご紹介します。

公募セッション

中村 知成さんの写真
登壇者

中村 知成

Nakamura Tomonari

クリエーションライン株式会社 Agile CoE アジャイルコーチ / スクラムマスター

登壇者紹介

新卒でSIerに入社後、ヌーラボに転職。Backlogの開発・運用を担当しつつ、CI/CDなどの取り組みも行う。その後、チーム作りや改善活動の難しさ・楽しさを実感し、アジャイルを突き詰める活動を始める。現在は、クリエーションラインでスクラムマスター・アジャイルコーチとして、チーム・ユーザーともに喜びを届ける活動に従事している。書籍:SCRUMMASTER THE BOOKの共同翻訳者

セッション
プロジェクトマネジメントからプロダクトマネジメントへ:価値中心のアプローチで実現するアジャイルなプロダクト開発

従来のプロジェクトマネジメントは、「予め定めたゴールの達成」を目的とし、期限・予算・スコープ・品質などの管理に焦点を当てています。一方、現代の不確実・複雑な状況下では、定められたものを作っても、それが価値を生み出すかは分かりません。そのため、「価値の最大化」を目指した継続的な活動を行っていく、プロダクトマネジメントも意識する必要があります。 本セッションでは、プロダクトマネジメントにおける価値中心のアプローチを紹介します。価値に密接に関係する「アウトプット・アウトカム・インパクト」の概念から、アウトカムを可視化するための手法や、スクラムでいうプロダクトバックログに落とし込む流れを、活用事例やBacklogでの実現方法例を踏まえながら解説します。

アウトライン
  1. プロジェクトマネジメントとプロダクトマネジメントの違い
  2. プロダクトマネジメントにおける、価値中心のアプローチ
  3. 価値中心アプローチの活用事例
  4. オプション:Backlogでの実現方法例
金子 大地さんの写真
登壇者

金子 大地

Kaneko Daichi

株式会社JBN

登壇者紹介

Web制作会社ディレクター兼チームリーダー。ディレクター歴6年目。証券会社、広告企画会社での営業経験を経て現職。長野県長野市在住。1992年生まれ。Backlog利用歴6年。好きな機能はガントチャート。2024年に「JBUG Creative」を立ち上げ。Mr.Childrenと星野源をよく聴くリトルトゥース。

セッション
「やり方」より「やる人」──プロジェクトを進めるBacklog活用の現実解

プロジェクトを円滑に進めるためには、ツールの機能や設定はもちろん重要です。しかし地方では紙依存を始めとした非効率なプロジェクト管理が蔓延する中で、その力を最大限に発揮できるかどうかは、実はクライアント側のプレイヤー(旗振り役)をどう選ぶか、つくるかが重要です。Backlog活用も例外ではありません。 どれだけ使いやすいタスク管理機能やコミュニケーションの仕組みが揃っていても、クライアント側にそれを主体的に運用し、チームを巻き込める“プレイヤー”がいなければ、機能は使われずプロジェクトも前進しません。 本セッションでは、現場のリアルな事例を交えながら「機能を活かすための人づくり・人選」という視点から、Backlogが活きる環境をどう作るかを解説します。プロジェクトの成否を左右するプレイヤーの重要性とその関わらせ方について、現実的かつ実務に直結するヒントをお届けします。

岡本 秀高さんの写真
登壇者

岡本 秀高

Okamoto Hidetaka

株式会社デジタルキューブ

登壇者紹介

DigitalCubeのBizDev。EC ASPの開発やStripeのDeveloper Advocateとしての経験を元に、SaaSやECサイトの収益を増やすための方法・生成AIを使った効率化や新しい事業モデルの模索などに挑戦する。

セッション
生成AIでBacklogの活動履歴を宝の山に変える方法

生成AIの登場で、ナレッジや対応履歴などの記録やドキュメントを残すことの重要性が高まっています。「XXさんに聞かないとわからない。対応ログが見つけられない」「Yさんが知ってるはずだけど、今移動中だから連絡がつかない」「議論が長くなってきて、結局何をすればいいかわからない」のような困り事を経験したことはありませんか?これらは全て履歴を正しく残すこととナレッジとして検索可能な形に保存することで解決できます。

しかし社内ナレッジベースは多くの場合廃墟になりがちです。欲しい情報が見つからない見つからないから情報を追加しない情報が古くなって余計に使われない・・・こんな苦い経験をされたことのある方も少なくないでしょう。

DigitalCubeでは、社内文化として履歴をほぼ全てBacklogに記録しています。しかしやはり情報の検索性・ナレッジベースのさらなる利活用には課題があり、「XXさんに聞かないとわからない」という状況は残っていました。そこで2025年から新しい取り組みとして、全社員にBacklogやesa / Webサイトの情報を検索・取得できるMCPサーバーの提供を開始しました。なぜMCPサーバーなのか、導入によって変わったことがあるのか、どのような点に注意をしているか。など、この半年強での試行錯誤をお話しします。

ヌーラボ推薦枠

峠 幸寛さんの写真
登壇者

峠 幸寛

Tohge Yukihiro

北海道ガス株式会社

登壇者紹介

新潟で育ち、大学進学を機に北海道へ。澄んだ空気で長年の鼻炎が治り、永住を決意。都市ガス会社に入社し、電力自由化では夢だった“ガス会社での発電所建設”を担当。次の挑戦を求め、2018年にIoT・クラウドを学ぶ社内有志コミュニティを立ち上げる。活動範囲を社外コミュニティへ広げ、JBUGやBacklog World2023で事例登壇。2024年以降のBacklogWorldの運営に携わる。基幹システム刷新プロジェクトに従事し、社内のBacklog浸透にも力を注ぐ。

セッション
管理者に向けた1クリックBacklog 〜ドキュメント機能を用いたBacklog文化の浸透〜

管理者は「全体計画や進捗」を、担当者は「具体的なタスクや制約、目的」を重視するため、確認したい情報の粒度が根本的に異なります。さらにボトムアップでBacklogを導入すると、担当者が日常的に利用する一方で、管理者は操作に慣れるまでにどうしてもハードルが生じやすいのが現実です。本発表では、この二つの課題に対して、“ドキュメント機能“と“種別設定“を工夫して解決した内容となります。ドキュメント上に、管理者専用の進捗確認ページを1枚用意し、そこから各チームのガントチャートへワンクリックで飛べるように設計し、管理者は余計な操作をせずとも全体進捗を俯瞰できる環境を提供し、その上で、使い慣れるにつれて自ら検索やフィルター操作を試すようになり、ツール利用の定着が自然に進みました。管理者は会議中の入力に追われる場面が減り、進捗差異やリスク等の重要トピックに多くの時間を割けるように会議が変化。管理者・担当者双方にとって効率的な進捗共有環境を実現した事例を紹介します。

吉澤 毅さんの写真
登壇者

吉澤 毅

Yoshizawa Tsuyoshi

株式会社ヌーラボ

登壇者紹介

2009 年にヌーラボへプログラマーとして入社。受託開発を経て、「Backlog」「Cacoo」の開発や「Typetalk」の立ち上げを行う。2024 年からは Backlog のプロダクトマネージャーとして開発全般を統括し、より多くの人の働きを支えるサービスづくりに取り組んでいる。Backlog スター機能のプロトタイプ開発者でもある。

セッション
AI とナレッジ共有で進化する Backlog の未来

AI アシスタントやドキュメント機能など新たな進化を遂げるBacklogが、チームの協働・意思決定・成長をどう支援していくのか。現在開発中の新機能を紹介しながら、Backlogの今後の展望についてお話しします。

河野 千里さんの写真
登壇者

河野 千里

Kouno Chisato

株式会社ヌーラボ

登壇者紹介

システム開発の現場で顧客課題の解決に取り組み、チームをより良く機能させるためにBacklogやCacooを活用してきた。ユーザーとしての試行錯誤を糧に視野を広げ、 2025年4月にヌーラボ株式会社にエバンジェリストとしてJOIN。現場でのリアルな経験をもとに「チームワークマネジメント」をベースとしたチームでの協働をもっと心地よく、楽しくするためのヒントや工夫を伝えている。

セッション
「AIに任せたいなら、まずBacklogに書こう!」— 情報を残す文化がチームを強くする —

AIに仕事を任せる時代だからこそ、チームが「書く文化」を持つことが重要です。タスク、議論、判断のプロセスをBacklogに記録することは、単なる作業ログではなく、チームの知恵をストックし次の意思決定を助ける“チームワークマネジメント”そのもの。しかし現場では、「書く時間がない」「どこに書けばいいかわからない」といった“Backlogあるある”が、情報の断絶を生みがちです。本セッションでは、ヌーラボが考える“情報を残すチーム”のあり方をお話しいたします。

ワークショップ

金内 透さんの写真
講師

金内 透

Kaneuchi Toru

合同会社CGFMUIデザイン伴走アドバイザー

講師紹介

JBUG福岡vol.0から参加。元フロントエンドエンジニア。現在はUIデザイナーとしてWebサービスや業務特化型SaaSの設計に携わりつつ、事業会社のUIチーム育成や、利用者視点のデザイン文化づくりを支援。企業・自治体・大学で「身体知」を大切にしたワークショップを100回以上実施。皆さんと楽しく悩み、対話しながら“あ、そんな考え方もあるんだ”と思える場にできたら嬉しいです。

ワークショップ
「課題って、どう切ってる? — みんなで考える“課題の切り方”ワークショップ」

日々の業務やプロジェクトで直面する「課題」。その「課題の切り方」に悩んだことはありませんか?課題の粒度、マイルストーン、カテゴリや種別の使い分けなど、「どう設定すればいいのかわからない…」という方も多いはずです。

このワークショップでは、“課題の切り方”をテーマに、参加者同士で語り合いながらヒントを見つけていきます。Backlogユーザー同士が、楽しく悩み、対話する場を通して「そんな考え方もあるんだ」という視点を持ち帰ってもらえたら嬉しいです。

アクセス

みなとみらい駅からパシフィコ横浜ノースまでの経路を示す地図。みなとみらい駅から見て、パシフィコ横浜ノースは沿岸部にある臨港パークと同じ方面に位置している。
パシフィコ横浜ノース
神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1-2
拡大地図を表示する

スタッフ紹介

勝毛哲也

自社サービス、受託サービスのマーケティングやコンサルティングの仕事をしています。LT会を主催したり参加したりもしています。使っているプロジェクト管理ツールはBacklog、好きな乗り物はバイク。好きな動物はネコです!

井上拓也

JBUG広島運営。京都出身。広島在住。とある会社の中間管理職。猫とテニスとダーツが好き。一番好きな好きなプロジェクト管理ツールはBacklogです!

小橋功

「株式会社とさわ」という会社で代表やってます。JBUG運営はできるときにやっている感じです。猫と海とお酒が好きです。Backlog利用歴約15年くらいです。

藤本眞子

ヌーラボのコミュニティマーケティングマネージャー。全国のBacklogユーザーさんに会いに行くお仕事。自然と動物が好きな福岡県民。

角田裕樹

紆余曲折を経てJBUG岡山の二代目運営です。岡山のいろいろなソフトウェア開発者向けコミュニティの運営に関わるCEO(Chief Enkai Ojisan)。ハードコア麻婆豆腐に定評があります。

松原正和

北海道十勝出身のエセ浜っ子で宇宙好き。パシフィコ横浜にて新規事業や地域連携業務を中心に、ITを活用した課題解決に注力したり。Backlogには何度も危機を救われ、人生預けたレベルで活用しています。

峠幸寛

ガス会社なのに発電所設計、続いてDX部署にてプロマネ担当!Backlog World2023 初登壇、2024は初運営にてワークショップを担当!今年もワークショップやりまっせ!趣味はクラフトビールとサウナとLT!

恩田淳子

Backlog利用歴約15年。JBUG運営はやったりやらなかったり。泡と猫とバイクが好きです。タスク管理は比較的得意な方ですが、冷蔵庫にしまった食品の期限管理は苦手です。

高橋郁美

ご縁があってはじめてBacklog Worldに関わらせていただきます!普段はフリーランスとして色々な企業の仕事をお手伝いしつつ、犬2匹とのんびり暮らしています。おいしい料理とお酒を持ってキャンプに行くのが好きです。よろしくお願いします!

運営スタッフ 高橋郁美のプロフィール写真

塩谷俊介

JBUG名古屋運営。Backlog利用歴約15年。2023年12月に東京→愛知にUターン。フルリモートでEMをやっている、5児のパパエンジニアです。Gallup認定ストレングスコーチとしての活動も行っています。

河野千里

昨年のBacklogWorldに登壇者として参加後、全国のJBUGでスター機能を推しまくっているうちにヌーラボのエバンジェリストに。地元・横浜開催!!地の利を活かして盛り上げていきます!

丸野美咲

Web制作会社向けの「JBUG Creative」運営。北海道出身、千葉県在住。株式会社プロクモの執行役員兼クリエイティブチームマネジャー。BacklogWorld2024に登壇、今年は運営として参加させていただきます!

中道一志

ヌーラボ所属。島根県の西端からフルリモートで働くエンジニア。PjM, PMOとして世界中のメンバーと協力しながらヌーラボのサービス開発を進めている。Backlog World 2021運営委員長。

髙木俊輔

教育業界で大手進学塾の情報システム部門にて十数年。社内基幹システムの開発保守における開発ベンダーやエンドユーザーとの調整、プロジェクトマネジメント、内部統制(IT統制)の構築を担当し、当時の東証一部上場達成に貢献。21年からはワイン専門商社にフィールドを移し、同じく情報システム部門のIT Support & Strategyとして会社全体のIT管理、PJ管理、DX推進に従事。

竹本憲彰

JBUG佐賀運営。普段はWeb広告代理店で働いています!好きな食べ物は地元熊本のラーメンです!!

清家史郎

Fusicのエバンジェリストとして「技術とFusicを伝える人」を担うべく各種カンファレンス、コミュニティへの貢献も業務として行う。

皐月美優

Backlog歴3年目のWebデザイナーです。Backlog World 初参加・初運営で、デザインを担当しました!兵庫県に住んでいて、美味しいご飯を食べることが生きがいです。

運営スタッフ 皐月美優のプロフィール写真

各種SNS

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